今回で9回目をむかえる本イベントも、私が担当で6回目を数えるに至った。こどもたちに楽しんでもらうために、みがく動物をなんにするかと考えると毎年頭が痛い。
今年の動物はすったもんだの末、ヤクシマヤギに決定した。そして特別ゲストには元NHKアナウンサー八木 健さん。そう「ヤギさん」と「八木さん」である。そしてサブタイトルを当支部きってのアイデアマン佐々木先生の「みがけ たい ヤギくん」に決まった。
6月4日(火)朝、晴天だメェ〜ェ。
午前10時、西岡先生の総合司会で今年も「歯の衛生週間行事」が始まった。今回は、伊予市天使幼稚園、中山町(中山保育園・佐礼谷保育所・野中幼稚園)の年長児たち82名と教員10名を招待した。また一般の参加者も多数でアニマルステージの客席はほぼいっぱい。(身内の方が多いかも?・・・)
新 博文支部会長先生の挨拶に続いて、とべ動物園園長生野一郎先生に挨拶をしていたいた。
続いて今回の特別ゲストの八木 健さんのお話が始まった。のっけから駄洒落ではじまり、歯という字の成り立ち、歯にまつわる話、またオカリナでヤギの歌の演奏と、盛りだくさんだった。日頃とは違って園児対象で戸惑いながらも、楽しく面白くお話いただいた。(うけたのはわれわれ大人だけだったかも?)
次に是澤先生により「人間の歯、むし歯の話」があった。ミュータンス菌の特徴や欠点をあげて、どうすればよいか子供たちに問い掛けたりして、スムーズに進行し、参加した園児も十分に歯のお勉強が出来たようだ。
そして「動物の歯の話」を獣医師の宮内康典先生が動物の骨の標本を使用して、いろんな動物の食に対応した歯についてもわかりやすく説明していただいた。ヤギは、ウシ同様草食で反芻(はんすう)する動物のため上顎の前歯がないことや、ワニの歯は手の代わりにエサとなる動物を捕獲する機能も有するため、抜けてもすぐ下に次の歯が生えてきていることを紙の模型を使って分かり易く話された。
県技歯科衛生士科の学生さんたちの寸劇では、ディズニーのキャラクターも登場して、某テレビでもお馴染みの「ホリケンサイズ」の歌をもじった、「歯みがきサイズ」の歌詞を作って、園児といっしょに踊りながら、歯みがき体操を楽しんでしていた。
毎年恒例の「○×クイズ」は、ユーモアたっぷりの名司会 坂見先生・上山先生で進められた。今年のクイズは、一般参加者よりヤギの歯みがきをする子供1人の選出(他は各園ですでに決定済)を兼ており、全問正解者の中からジャンケンで2名が決定した。
アニマルステージの周囲では、入場口から移動したぬいぐるみ3体(二宮先生、西本先生、瀧口先生、いつも同じメンバーでは大変なため、この大役に名乗りを挙げて頂いた先生方である。)と観衆が見守る中、「○×クイズ」で選出された姉弟と、各園の代表者4人はステージに上がり、本日の主人公ヤクシマヤギのあおちゃんの登場を待っていた。いよいよ、メインイベントの歯みがきタイム。選ばれた6人は、特別ゲストの八木 健(元NHKアナ)さんとともに、ヤギの歯みがきを楽しそうにしていた。みがき終わった園児たちは、記念品の歯ブラシと歯磨き剤、フッ素洗口液のセット他がプレゼントされた。今日のことを思い起して歯磨き・フッ素洗口を行いカリエスフリーをめざして頑張ってほしい。
「動物と児童とのふれあいを通じて、口腔衛生に対する興味と関心を高め、同時に、話題性のある行事を行うことにより、県民に広くアピールすること」を目的としたヘルスプロモーションは、今回も民放5局のニュース、4新聞杜の記事に取り上げられ、まずまずの成功だったと思う。
今年はサッカーワールドカップ予選リーグの初戦日本対ベルギーの試合もあり心配したが、各テレビ局のニュースで放送された。特に同日南海放送の番組には獣医師の宮内技師長が出演され、この企画の意図やサブタイトルの説明までして頂いた。この誌面をお借りして、改めてこの行事を応援・協力して頂いたとべ動物園、報道機関、歯科医師会の各関係者、県立歯科技術専門学校歯科衛生士科の皆さん、また協賛して頂いた各社に感謝致します。
そして何より、我々の駄洒落の意図を理解して参加して下さった八木 健さん、日頃歯磨きなどしなくてもいいヤクシマヤギのあおちゃんには感謝の意を表したいと思います。
また来年からも、話題性に富んだイベントを企画し、地域住民に対し予防の大切さを知ってもらえるよう頑張りたいと思います。 |