IYO DENTAL ASSOCIATION

伊予地区の子供たちのむし歯がなくなってきている!
伊予地区におけるフッ素洗口のあゆみ
≪えっ!伊予地区の子供たちのむし歯がどんどん減っているってほんと?≫
【伊予市:平成4年より実施】

 平成4年度から小学校の一部の学年でフッ素洗口開始され、平成5年度から保育園、幼稚園(天使幼稚園を除く)、全小学校でフッ素洗口が開始されました。平成6年度から、伊予中学校で、平成10年度より港南中学校でフッ素洗口が開始されました。

 郡中小学校と港南中学校の2校は児童、生徒数千人を越える大規模校であるのに対して学校歯科医が一人で検診をしていたため、十分に正確な検診結果を得るのが困難な状態でした。そこで、データを正確に取るために、平成5年から小学校6年生を毎年、検診基準を統一した複数歯科医師検診チームで検診をしています。

 今後の問題としては、大規模校の検診形態をもっと検討していかなくてならないでしょう。

12歳児DMFT指数の年次推移(伊予市)

 DMFTは平成5年の2.70からしだいに減少し、平成14年には0.64と約1/4になっています。

12歳児う蝕有病者の年次推移(伊予市)

 う蝕有病者率も平成5年の78%から平成14年の30.5%へと減少してきており、フッ素洗口の効果が現れていると思われます。むし歯を持たない子供がふえてくるというのが、フッ素洗口の特徴のように思えます。全国平均と比べて下さい。

BACK NEXT


Copyright © 2002 Iyo Dental Association. All Rights Reserved.